6月9日(月)、5年生がART科の移動教室として、グッゲンハイム美術館を訪れました。建物自体が自然との調和を意識して設計されており、子供たちはまずその独特な建築に目を奪われていました。館内では、絵画だけでなく、折り紙やキルトなど、さまざまな素材を用いた作品が展示されており、子どもたちは興味津々で作品を鑑賞していました。
自分の心に残った作品をスケッチする活動にも取り組みました。ピカソの『アイロンをかける女』を見て「女性が疲れているようで、生活が大変だったのかも」といった感想をもつ子もおり、作品の背景や意味にまで思いを巡らせる姿が印象的でした。
振り返りでは「建物全体がアートになることを初めて知った」「作品には作った人の思いが込められていると感じた」といった感想が多く聞かれ、子供たち一人ひとりが、芸術の奥深さや多様性に触れることができた一日となりました。


