10月11日(土)、ニューヨーク日本人学校にて2025年度スクールフェスティバルが開催されました。今年のスローガンは「舞台の上で堂々と!~Let’s have fun~」であり、笑顔と感動があふれる一日となりました。
開会式では、保護者や来賓の方々も多数来場され、児童会・生徒会の司会のもと、生徒会長の力強い挨拶と校長の温かいメッセージからスタートしました。
1・2年生は落語「寿限無~なまえにこめたおもい~」を題材に、名前に込められた思いや願いを明るくユーモラスに表現しました。観客も一緒に声を出す場面があり、笑いに包まれた発表となりました。3・4年生はミュージカル劇「The GJS Lion King~正義と勇気の物語~」を上演し「ハクナ・マタタ(なんとかなるさ)」の言葉を合言葉に、勇気と正義の大切さを伝えました。5・6年生は「繋げ!50周年の白熱ビブリオバトル!」として、おすすめの本を紹介し合い、観客の投票でチャンプ本を決定しました。読書への思いと表現力が光る発表でした。
7・8年生は、修学旅行で学んだアメリカ独立の歴史をもとに、「アメリカの独立~自由のために立ち上がれ~(The Rise of America)」を上演しました。台本づくりや演出、小道具の準備などを自分たちで行い、迫力ある演技で観客を魅了していました。9年生はディベート「教科書はすべてデジタル化すべきか」をテーマに、肯定側と否定側に分かれて熱い議論を展開しました。論理的思考力と表現力が試される真剣な発表となりました。
音楽発表では、初等部が合唱「ともだち讃歌」を披露しました。上級生がリコーダーを奏で、下級生がダンスで参加する姿に、学年を越えた温かい雰囲気が感じられました。中等部は合唱「空は今」と合奏「Sing Sing Sing」を披露し、平和と希望を込めた歌声と迫力あるジャズのリズムで、フィナーレを華やかに飾りました。
また、校舎内には英語科のスピーチ作文や家庭科で作成したポーチなど、子どもたちの学習の成果が展示されました。色とりどりの展示物がスクールフェスティバルの雰囲気をより一層華やかに彩り、学びと表現の広がりを感じさせていました。
閉会式では、児童会委員長が挨拶を行い、森本校長からは「どの学年もスローガンの通り、堂々とした発表で感動を与えてくれました」との講評がありました。児童・生徒一人一人が自信と誇りを胸に、最後までやりきった表情を見せていました。








