12月18日(水)にArt科移動教室でYale University Art Galleryを訪れました。
前半は、ミュージアムエデュケーターに案内してもらいながら館内をまわりました。子どもたちは、作品を鑑賞するだけでなく、ミュージアムエデュケーターとの対話を通して作品の歴史や背景を学び、模写や意見交換を行うなど、意欲的に活動に取り組む姿が見られました。
特に注目を集めたのは、ルネサンス期の名作である『The Hours(時間)』。この作品は、1日の24時間を象徴的に表現したもので、当時の美術史において「人間の生活に焦点を当てた初の作品」とされる重要な作品でした。子どもたちはミュージアムエデュケーターの解説に耳を傾けつつ、自分たちが気に入った部分をスケッチブックに模写しました。その後、ペアで描いた模写を見せ合い、感想や気付きを共有しました。子供たちは「1日の時間がいろいろな形で表されているのが面白かった」と語っていました。
今回の見学を通じて、子どもたちは美術の世界に触れ、異文化や時代背景への理解を深めていたようで、良い機会となりました。