コンテンツへスキップ

仲間との絆を深めたフロストバレー宿泊学習

 5年生11名、6年生9名が6月5日(水)~7日(金)にフロストバレー(NY州)にて2泊3日の宿泊学習を行いました。
 当日までに、米国社会科の学習の中でフロストバレーの自然学、野生学、アウトドア学、フロストバレー学とチームに分かれて調べ、発表するという事前学習を行いました。
 当日、期待に胸を膨らませながらバスに乗り学校を出発しました。バス車内では、レク係が準備したレクリエーションをしながら楽しく過ごしました。フロストバレーに到着すると、元気よく最初のアクティビティ「チームビルディング」に取り組みました。仲間と声を掛け合い協力して課題をクリアすることができました。次の「ハーフデイハイク」では、滝を見に行くコースを選び、ハイキングを行いました。途中、野生のビーバーを間近で見ることができ、子供たちはとても喜んでいました。夕食後は、キャンプファイヤーを行いました。係を中心に様々なゲームや歌、さらに運動会で取り組んだソーラン節をみんなで踊り、子供たちの笑顔が輝いていました。
 2日目は、天気が心配でしたが、室内のアクティビティに変更して、全てのプログラムを行うことができました。まずは「ポンドスタディ」と「ファイヤービルディング」です。大きな池に行き、網ですくい、普段見ることができない生き物を捕まえて観察しました。火のつけ方を学習し、飯盒でご飯を炊きました。昼食後は、念願の「カヌー」に取り組みました。はじめは、思い通りに操舵できないもどかしさがありましたが、息を合わせて「せーの!」と息を合わせてカヌーを進めることができました。慣れてくると、巧みにカヌーを操作して向こう岸まで行ったり、カヌーで鬼ごっこをしたりするなど、活動を楽しんでいました。その後は、室内で「クライミング」と「キャンドル作り」をしました。命綱一本で高い壁を自力で登りました。小さな突起をつかみ、足を掛け、頂上を目指しました。仲間たちが応援する中、失敗しても諦めずに頂上を目指そうとする姿が素晴らしかったです。夕食後はTシャツ染め「タイダイ作り」です。好きな形に縛ったTシャツに色とりどりの染料を付けました。その後、ロッジに帰り、係によるレクリエーションを行い、みんなで楽しみました。就寝時間に部屋をのぞくと、1日たっぷり活動した子供たちはすでにぐっすりと眠っていました。
 3日目は、晴天のもとスタートしました。まずは、「フライングスクアレル」です。初めは空高く舞い上がることを怖がっていた子供たちでしたが、引っ張って支えてくれる仲間を信じ、身を委ねていました。終わった後には「気持ちよかった」「景色が違った」「楽しかった」と感想を述べていました。最後に3日間お世話になったインストラクターへ感謝の気持ちを全員で伝え、宿泊学習を締めくくることができました。 3日間、充実した日々を過ごすことができた子供たち。仲間とともに目標である「規則正しく、協力し、心から自然を楽しむ~Collaboration~」を達成し、最高の思い出を作ることができました。