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7・8年生 修学旅行で現地理解を深める

 7年生と8年生合計20名が8月23日(火)から8月26日(金)まで3泊4日の日程でフィラデルフィア,ワシントンD.C.,ランカスターを訪れる修学旅行に行ってきました。今年の修学旅行の目的は,アメリカの政治の中心を訪れ,アメリカの歴史・文化の本物に触れる体験を通し,初等部のボストン修学旅行からのアメリカ建国の歴史の学習を完結させることでした。
 1日目は,フィラデルフィアを訪れ,インディペンデンスホール内,そしてリバティベルを見学しました。その後ワシントンD.C.へ移動し,7年生はアメリカ歴史博物館,8年生は国立公文書館を訪れました。アメリカ歴史博物館では,歴代アメリカ合衆国大統領やファーストレディに関する展示品,大衆文化や輸送手段の歴史などを学び,公文書館では本物の独立宣言書を見ることができました。
 2日目は,ワシントン鍾乳洞を訪問し,自然の神秘を目の当たりにしました。その後,国会議事堂内部ツアーに参加した後,7年生は自然史博物館,8年生は事前学習で立てた計画にしたがってグループ別学習を行いました。夕食後のイルミネーションツアーでは,アメリカの民主主義の発展に寄与したリンカーンの記念堂とマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの記念碑を見学し記念撮影も行いました。
 3日目は,午前中にワシントンモニュメント内部を見学し,その後7年生はナショナルギャラリー,8年生はグループ別学習でホロコースト記念博物館を訪れました。午後はボルチモアに移動し,国歌誕生の地であるフォートマックヘンリーを見学しました。
 4日目はランカスターのアーミッシュ村を訪れ,約300年間生活スタイルをほとんど変えていないアーミッシュの方の生活や移住に至ったヨーロッパの歴史的な背景等を専門のガイドの方から説明を聞きました。馬車体験も行い,実際に生活をしているアーミッシュの人の家にも訪れました。アーミッシュの方から「シンプルに生きることが誇りだ」とメッセージをもらい,自分の生き方を見つめなおすきっかけとなりました。
 10月14日(金)に行われるスクールフェスティバルでは,7・8年生合同で,アーミッシュを題材にした劇を発表する予定であり,修学旅行で学んだことを生かして発表できるように取り組んでいきます。