大自然の中で仲間との絆を深めたフロストバレー宿泊学習
5年生12名が5月18日(水)から5月20日(金)の間、ニューヨーク州フロストバレーにて2泊3日の宿泊学習を行いました。
1日目は、「ハーフデイハイク」を行いました。広大な野山を、滝を目指して歩いたり、ケーブルブリッジを使って川を渡ったりし、ハイキングを楽しみました。長い道のりを経て到着した滝を見て、水しぶきを上げる迫力のある景観に歓声を上げました。爽やかな空気を体いっぱいに吸い込み、大自然を満喫しました。夜は、「トラクター・ヘイ・ライド」や室内レクを楽しみ、充実した時間を過ごしました。
2日目は、「ロッククライミング」を行いました。小さな突起をつかみ、足を掛け、高さからくる恐怖心や体力の限界と戦いながら頂上を目指しました。「がんばれ、もう少し!」「そこを掴むといいよ」など仲間からたくさんの声援が送られていました。ロープ一本で地上15mほどまで吊り上げられる「フライング・スクアレル」、午後は、課題を達成するために、皆で話し合いながら工夫して取り組む「プロジェクトアドベンチャー」、課題をクリアしたときは、みんなで喜び合っていました。
3日目は、「カヌー」体験を行いました。最初は、思い通りに操舵できないもどかしさがありましたが、慣れてくると同乗した仲間と息を合わせてカヌーを進めることができるようになりました。子供たちは苦労の末に、仲間との共同作業で課題を乗り越えたことで、達成感を味わっていました。
その他にも、池の生き物を捕まえて観察する「ポンドスタディ」などを体験しました。また、出発式や帰校式、お礼の会などを通じて、仲間との思いを一つにし、礼儀正しく行動することも学習することができました。宿泊学習を通して、仲間のために食事を準備するなど生活の中で自然と助け合う場面が増えてきました。「楽しかったね。」「もっとここにいたいね。」と楽しそうに話す姿が見られ、心身ともに成長でき充実感を味わう3日間となりました。まさに「自然の中で協力し合い深めよう絆の輪~Let’s have fun at Frost Valley~」という子供たちが立てた目標を達成し、最高の思い出を作った宿泊学習でした。