6年生16名、9年生22名が3月2日、卒業の日を迎えました。
まず、校長より一人一人に卒業証書が手渡されました。担任の呼名に大きな声で返事をする姿や堂々とした態度で受け取る姿は大変素晴らしいものでした。また、来賓の祝辞や校長からの式辞、在校生代表の5,8年生からの送辞を聞き、大勢の方々から祝福されていることを実感し、感謝の気持ちを高めている様子でした。
そして、6年生の「門出の言葉」では、一年間の学校生活を振り返り、一人一人が呼び掛けを行いました。クラスの仲間と協力して過ごしたこと、学校行事では友達の優しさに触れたこと、また、様々な学びを通して心も体も大きく成長したことなどを発表しました。また、12年間育ててくれた両親への感謝の気持ちも心を込めて伝えることができました。最後に、16名の心を一つにして感謝とこれからの頑張りの気持ちを込めて、合唱曲「旅立ちの日に」を精一杯歌い切りました。
9年生は、受験を終えた生徒が順次戻ってきましたが、全員が揃ったのでは卒業式前日でした。22名の思いを胸に、代表が答辞を述べました。たくさんの人との関わりを通して大きく成長したこと、これからも夢や希望に向かって努力していくことなどを精一杯伝えました。また、クラス全員で歌った「3月9日」は会場全体に歌声が響き渡り、感動的なシーンとなりました。
子供たちの姿から、今までの感謝と未来に向かって力強く歩んでいこうとする気持ちが伝わり、本当に心温まる素晴らしい式となりました。これから中学校・高等学校へ進む卒業生。自身の夢に向かって、大きく羽ばたいていくことをニューヨーク日本人学校教職員一同、願っています。