1月4日、5日、11日、新年行事として恒例となっている「書き初め大会」が全校で行われました。毎年行われている大会ですが、本年は、今まで以上に、日時を分けたり会場を分散したりして、コロナ対策をとっての開催となった。書き初め大会に臨む、児童生徒たちは、新しい年の始まりの喜びと期待を胸に、より美しい字を書こうと筆を走らせていました。
1・2年生は、2学期末の書写の授業や冬休みの課題で練習したことを思い出しながら、集中し緊張して書く姿から、真剣な気持ちが伝わってきました。
3年生から9年生の毛筆では、広い会場で、隣の児童生徒との間隔を広くとって、長い清書用紙を前に、丁寧に筆を運び、練習の成果を存分に発揮しました。特に、3年生は毛筆での書き初めに初挑戦し、いつもより長い清書用紙を前に、正座をしながらも、力強くのびのびと書くことができました。
ニューヨーク日本人学校では、毎年、書き初め大会の審査を行っています。今年も厳正なる審査の上、各学年から金賞、銀賞、銅賞の作品が選ばれました。全ての作品は廊下に掲示され、友達と見合う姿も見られ、表彰された作品だけでなく互いの作品のいい所を認め合っていました。
新年に、日本の伝統文化を体験する行事を通して、海外にいながら、日本を十分に味わうことができました。今後も、日本文化に触れる機会を大切にしていきたいです。