12月8日(水)に、NY児童文化の会によるお話会が2年ぶりに対面で行われました。ニューヨーク日本人学校では、これまでも、NY児童文化の会によるお話会が行われており、今年で29回目を迎えます。お話会は初等部を対象にしたもので、低学年、中学年、高学年に分かれて行われ、内容も、各学年に合わせた構成がなされていました。
全学年共通では、紙人形劇「どろぼう学校」を鑑賞しました。児童文化の会の皆さんによる動いたり光ったりする緻密に準備された紙人形劇により、子供たちはお話の世界に引き込まれていました。
また、低中学年対象の『バナナのはなし』では、お話に登場したバナナの苞葉の実物を見せていただいたり、高学年対象のワークショップでは、お話に登場したものを実際に新聞で作る体験があったりと、子供たちからは「実際に体験したり見たりできて、とても嬉しかった。」など、様々な感想が聞かれました。本の中に出てくるものを実際に登場させたり、学年に合わせて本の内容を吟味したりと、子供たちが楽しみながら様々なお話と出会えるよう趣向が凝らされており、あっという間の45分となりました。
お話会終了後、子供たちは「楽しかった。」「もっとお話を聞かせてほしい。」と読み聞かせの楽しさを味わっていました。児童文化の会の皆様からも「対面でお話会ができてよかった。楽しんでくれてありがとう。」と、コメントをいただき、たくさんの笑顔と拍手があふれたお話会が閉会しました。