メッツの五十嵐選手が野球教室 七色の変化球を目の前で披露

 日本が誇る『速球王』が、GJSにやって来た――。12月17日の金曜日、ニューヨーク・メッツの五十嵐亮太選手を招き、野球教室を行いました。五十嵐選手は、当時の日本最速となる時速158キロメートルを記録し、『速球王』と呼ばれる球界を代表するピッチャーです。現在は大リーグで活躍する人気選手だけに、体育館に入場すると児童・生徒から盛大な拍手が送られました。

 90分間に及ぶ野球教室の前半はトークショー。子どもたちから寄せられた質問に、五十嵐選手が丁寧に答えていきました。「中学校では、実はファーストで7番でした。」「けがをして、周りの人に感謝するようになりました。」「メジャー初登板の時は、緊張で足が震えていました。」次々と明かされるプロ選手の心の内を聞き、子どもたちは目を輝かせていました。

 また、軽妙なトークで会場を和ませる場面も見られました。「飛行機の中では、ラテン系の選手は音楽、アメリカの選手はトランプ、そしてぼくと高橋選手はお笑いのDVD。ちょっと寂しい日本人、二人。」と移動中の秘話を披露して笑いを誘いました。

 一方、スポーツ選手のメンタリティーに話が及ぶと、表情は真剣そのもの。「絶対に抑えられるって強く思うこと。それが大事だと最近思うようになりました。」と、自分を信じることの大切さを強調していました。「つらい時、どうしたら乗り越えられますか。」という最後の質問には、「失敗した原因を理解することが大事。絶対に原因は自分にあります。人のせいにしてしまうと、そこで成長が止まってしまう。」と熱く語りました。

 後半は1年生から9年生の代表者とのキャッチボールを通して、投球のコツを直々に指導してくれました。さらに、実際にピッチングも披露。カーブ、カットボール、フォーク、ツーシーム…。五十嵐選手が鋭く変化するボールを投げ込む度に、会場からは大きなどよめきが起きました。

 そして最後は、学年ごとに五十嵐選手を囲んで写真撮影。「失敗を恥ずかしいと思わない方がいい。トライすれば、新しい自分が見つかるから、楽しいことを考えて、ポジティブに行動しよう。」五十嵐選手からのメッセージは、子どもたちの胸に確実に届きました。本校の児童・生徒にとっては、一足早い最高のクリスマス・プレゼントになりました。