初等部第41回・中等部第39回卒業証書授与式

3月3日。NY日本人学校初等部第41回・中等部第39回卒業証書授与式が厳かに行われ、6年生17名と9年生14名の門出を多数の保護者と来賓の方々が祝福してくださいました。

卒業証書授与では、呼名された卒業生は力強い返事をして、舞台中央まで進みました。その後、藤永校長から卒業証書が手渡されると、会場から大きな拍手が送られました。

来賓からの祝辞では、在ニューヨーク日本国総領事館総領事大使の高橋礼一郎氏から、「人間の脳は新しい経験をしたり、新しい友達と会ったり、新しい知識を吸収したりするときには、1日の時間は長く感じます。すでに経験したことを繰り返すと1日は短く感じます。みなさんの1日は、毎日が新しい経験や知識の吸収に満ちています。1日1日がみなさんの人生を形作る大切な糧となっているのです。みなさんは、中学校や高等学校へ進みますが、これからまた、1日1日を大切にしてたくさんの友達をつくり、知識を吸収して立派な社会人となってください。」という言葉を賜りました。

続いて、式辞の中で藤永校長は、これまでの学校行事を振り返りながら、活躍してきた卒業生を褒め称えました。また、「日本には『出る杭は打たれる』ということわざがあるが、人間は叩かれて成長していくものです。少しの勇気を出して前に出る。打たれても打たれても前に出ていきましょう。」と卒業生を激励しました。そして、『経験は力なり』という座右の銘とともに、「一度やってみたことは経験となり自信となります。その経験は、次の行動を起こす原動力となります。自分で道を切り開き、世界を支える人になってください。」と、卒業生に最後の言葉を贈りました。

次に5年生と8年生の代表児童生徒が送辞を述べました。5年生児童からは、運動会で6年生と一緒に作り上げたソーラン節の思い出が語られました。8年生生徒からは、9年生が学習発表会で行ったディベートで感じたチームとしてのまとまりについて語られました。また、どちらの送辞にも卒業生の後を受け継ぎ、自分たちがGJSをけん引していくという決意が込められていました。

6年生による「門出の言葉」では、17名全員が初等部での生活を振り返りながら、楽しかった思い出や感謝の気持ちを呼びかけにして伝え、合唱曲「YELL」を熱唱しました。次に9年生を代表して、前生徒会長が「9Aは、出会ってまだ1年も経っていない仲間が多いクラスだったが、様々な体験を通して絆を深めることができた。みんなの個性を尊重し認め合える9Aは最高の学級だ。在校生は、GJS魂をもって、新しいニューヨーク日本人学校を築いていって欲しい。」と力強く答辞を述べました。その後、9年生全員で合唱曲「旅立ちの日に」を歌いました。卒業式終了後、9年生全員がお別れの言葉を述べました。大切な仲間や先生、そして育ててくれた保護者への感謝の気持ちが強く伝わってきました。

顔を上げて堂々と式場を退場する卒業生の姿は、とても頼もしいものでした。何事にも全力で挑み、成し遂げてきた卒業生らしさが存分に表れた感動的な式となりました。