Greenwichだより NO.6

NO.6 8月8日(木)

日本の教育1
2学期の始業式には、元気な顔がたくさん並びました。転入生は21名入りました。緊張した顔つきで、椅子に座っていた子供たち、久しぶりの学校だったからでしょうか。
2学期は、8年生の修学旅行、6年生の修学旅行、他の学年も移動教室があります。12月23日の終業式まで、長い2学期となります。学校行事を節目として、充実した教育活動を行いたいと思います。
始業式では、児童代表として4年生の横田まどかさんが、生徒代表として8年生の高木洋太朗さんが、2学期に頑張ること・決意を発表しました。二人とも堂々としてとても立派でした。全校児童生徒の前でスピーチをするために練習をする、その努力が子供たちの成長に役立っていきます。できるだけ多くの子供たちが様々な場面でスピーチができるようにしたいと考えています。なお、二人の発表の内容等は、ホームページの「2学期始業式」に掲載しています。
7月28日に訪問された自由民主党教育再生実行本部視察団の方々から、訪問記念の式紙を書いていただきました。また寄贈本以外に子供たちにと「2020年東京オリンピック記念」ピンバッチをいただきました。まだ非売品だそうです。子供たち全員に配付予定です。式紙とピンバッチの写真を上に載せています。
視察団の方々とのミーティングの後、私は、あらためて日本の教育について考えてみました。やはり、日本の教育のレベルはとても高いと思います。道徳心、自制心、問題解決能力等を、一部の国民だけでなく、ほとんど全ての国民が高いレベルで習得しています。
私は、以前の赴任校である上海日本人学校での研修で、上海市教育センターの所長さんが「中国の教育は資本主義、日本の教育は共産主義です。」と言った言葉を忘れることができません。中国は、お金を持っていたら良い教育を受けることができます。地方と大都市の格差は大きいです。日本はそうではありません。どんな僻地であっても、日本の教育のレベルはほとんど同じだと言えると思います。アメリカはどうでしょうか?
それでは、日本の教育で不足しているのは、何でしょうか。私は、自分の考えをアピールする力、積極的に行動する力だと思います。まずは、何を考えているのか、はっきり言えなくては、相手の理解を得られません。そのためには、小学校の低学年から自分の考えをしっかりもたせて発言させる場面を多く取り入れ、また、発達段階に応じてスピーチの練習やディベートの練習を行う必要があります。本校では、普段の授業に、発言の機会を多く設定する、機会ある度にスピーチを取り入れる、中等部では行事としてディベートを取り入れています。

家庭では、普段から、子供たちに、できるだけ主語述語をはっきりさせて話すように意識づけていただければ良いと思います。また、なかなか自分の考えをはっきりもてない場合には、「あなたはどう思うの?」と問い返していただくようにすると少しずつ自分の考えをもてるようになると考えます。