教育講演会

9月3日、平野直己(北海道教育大学札幌校准教授)、青木紀久代(お茶の水女子大学准教授)、長屋裕介(札幌市スクールカウンセラー)、後藤龍太(牧病院)、牧野高壮(北海道薬科大学講師)の5名の臨床心理士の方々が来校し、保護者に向けた教育講演会、および個別教育相談会を行いました。

講演会では青木准教授から、「海外日本人学校の子供が抱えがちな悩み」「海外という特殊な環境の中で必要な、子供の心のケアについて」等の話がありました。

その中で、「子供への対応が行き届きすぎて、厳しさを教えることが浅かった」という、かつて海外日本人学校に在籍した教員が書いたアンケート結果に対して、「心優しいということが、実は強いということを知り、誇りをもってほしい」との話がありました。

また、「人との出会いや別れが多いので、子供が人とのかかわりをドライにとらえてしまうことが心配です」という保護者の相談に対しては、「別れというものを、人との関係の終わりとしてとらえるのではなく、かかわった事実を心の中にとどめ続ける」という考え方や、「子供の一番身近にいる大人が別れを悲しんでいれば、その思いはいずれ、子供にも伝わる」という内容の話がありました。

5名の先生方は3日間にわたって来校し、授業を参観しました。その中で、より専門的な立場から子供とのかかわり方を教員に助言したり、希望した保護者と個別教育相談を行ったり、職員向けに研修講義を行ったりしました。

講演会に参加した45名の保護者からは、「とても勉強になりました。参加して良かったです。」「個別教育相談会に、ぜひ参加したいです」との声が聞かれました。