校長室の窓から NO44フロストバレーの空から⑥(2013・6・5)

news on June 6th, 2013 Comments Off

(前号:ゾンビゲームの続きから)

子どもたちははなしあいをしました。

「ねえ、今私たちが持っているものだけ使えるってことだけど、何が使えるかな?」

「ねえ、みんな帽子をかぶっているじゃん。帽子をつなげて長くして、あのロープに投げつけて、ロープを引き寄せたら?」

このアイディアに全員が納得。すぐに取り掛かりました。

ところが、帽子をつなげてみると、長くはならないことにきづきました。しばらく考えて、ある子が言いました。

「ねえ、◯◯さんと◯◯君がパーカーを着ているじゃん。この2つのパーカーをつなげてロープまで投げたら、届いて、ロープを引き寄せられるんじゃない?」

今度は全員が「グッドアイディア」と納得。 すぐに取り掛かりました。

このアイディアはかなりいい線まで行きました。しかし、あと一歩のところでうまく行きません。そこへ佐藤コーディネーターの低い声が。

「みんな。ゾンビが近づいてきているよ。」

子どもたちは次なるアイディアを考えなくてはいけない状況になりました。またある子が提案しました。

「ねえ、靴を投げて、あのロープに当ててみたら。その反動でロープがこっちにくるかもしれないよ。」

またもすぐに子どもたちは試してみました。

何人もの子が靴は無情にもロープに当たらず、谷底(に見たてたとこ)へ。本当なら、このままみんな裸足状態ですが、ここで佐藤コーディネーターが登場しました。5年生から「超能力の持ち主」と呼ばれる佐藤コーディネーターが谷底に落ちた靴を念力で戻してくれたのです。

こうして、念力の力を借りた子どもたちは何度も何度も靴を投げ、とうとうロープに靴を当てることができました。そして、それを繰り返すうちに、反動でとうとうロープをたぐり寄せることに成功したのです。大喜びの子どもたち。 でも、すぐに次の行動に移るべく、また話しあいを始めました。

今度は、誰が始めに向こう側の岩にロープで飛び移ったら良いか、ということです。結果、一番の身軽との評価の男子に決まりました。その男子は、みんなの期待を一新に受けてプレッシャーがかかりましたが、見事に向こう側の岩までたどり着きました。2番目の子が続きました。順調です。3番目の子どもは、岩の手前で失速。危うく谷底に落ちそうになりました。ところが、先に到着していた2人がその子を抱きかかえて、無事到着。「一心同体」です。ロープを元いた岩へ投げ返すときも慎重でした。自分が成功すると、子どもというのは、緊張感が途切れて、雑になりがちですが、さすがはGJSの子どもたち。最後まで集中力をとぎらせませんでした。こうして、見事に、全員がゾンビから逃げることができました。

最後のアクティビティは、「シャークゲーム」。

スタッフが説明します。

「みなさんはこちら側の陸地(に見たてた板でできた台)からあちら側の陸地(に見たてた台)へ行かなくてはいけません。この2つの陸地の間には、大きな岩(に見たてた台)が1つあります。さて、こちら側からあちら側へ行くのに、泳ぐことはできません。なぜなら、お腹をすかせたサメがたくさんいるからです。みなさんが使えるのは、ここにある2本の板だけ。さあ、どうやって向こう側まで行けば良いでしょうか。」 難問です。また、子どもたちは話し合いを始めました。

(この難問をどう解決したのか、は来週の校長室の窓からでお知らせしましょう。)

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