スクールフェスティバル 4年生

 4年生スクールフェスティバル劇「時をこえる折り鶴~未来へつなぐメッセージ~」
 4年生は,1学期の総合的な学習の時間に平和学習をし,広島のことを学びました。74年前の広島であった出来事,当時,広島に生きた人たちのことを知り,劇のテーマを「平和」にしました。 劇の中で,ニューヨーク日本人学校の4年生は,二分の一成人式の記念に日本へ行きますが,そこである出来事が起こります。子供たちは,自分たちに託されたメッセージをどうしていくのか,演じている自分たちと一緒に,見ている方にも考えていただける劇にしたいという強い思いをもち,作品作りに取り組んできました。
 1学期から戦争と平和について考え,学んできたことを劇という形で表現しようと,話し合いを重ねて構想を練りました。見ている人をお話の世界に引き込ませ,自分たちが伝えたいメッセージについて考えてもらえるようにするために,ストーリーの展開や登場人物の行動などを話し合いました。被爆した方の実際の体験も基に考え,当時を再現した服装や小道具をはじめ,細かい演出もある劇に仕上げてきました。
 みんなで準備してきたことのすべてを出し切り,全員の努力の集大成を披露することができました。舞台の上で,18人の個性豊かなキャラクターの人生を生きるように,全員が自分の役になりきって,一つ一つの言葉を大切に表現しました。堂々とした舞台の上の子供たちは,本当に生き生きとしていました。幕が閉まった後も,まだ興奮冷めやらぬ様子で,その表情は高揚感と充実感で満ちていました。
 スクールフェスティバルを通して,子供たちは,諦めずに努力を続けること,一つの目的に向かって力を合わせることで,大きなものを得られるということを,身をもって学びました。また,友達や家族など,応援してくれている周囲の人に,改めて,感謝の気持ちをもつことができました。そして,今回の劇をつくっていく過程で,平和な日常の有難みを感じ,日本で過去にあった出来事,自分たちが受け継いだ平和をつないでいくということについて,深く考えることができました。
 10才の節目にふさわしい,一人一人が,また大きく成長することのできたステージ発表となりました。