プロサッカープレイヤー 川澄奈穂美選手来校

 サッカーのアメリカプロリーグ(NWSL)で活躍されている川澄奈穂美選手が来校してくださり,講演会とサッカー教室を開催しました。
 まず,初等部4年生以上を対象に行われた講演会では,サッカーとの出会いから現在に至るまでの,サッカー人生についてお話してくださいました。サッカーが大好きで入りたいと思ったチームの試験を受けたものの落ちてしまったこと,大学生の時に大きな怪我をしてしまったことなど,必ずしも順風満帆だった訳ではなく,それでもあきらめずに努力を続けたり,仲間や家族に支えられたりした結果,夢を一つずつ叶えることができたというお話がありました。2011年ワールドカップの決勝戦で,それまで一度も勝つことのできていなかった強豪の米国に勝ち優勝できたことを振り返り,当時は東日本大震災後であり,いろいろな人の気持ちを背負って強い思いで試合に臨めたことが勝因の一つであったというお話に,児童生徒は真剣な表情で聞き入っていました。まずは,自分自身ががんばること,支えてくれる人がいることを忘れずに感謝して毎日を過ごすこと,目標や夢を見付けて挑戦することの大切さなどを川澄選手は児童生徒に伝えてくれました。「サッカーを嫌いになったことがありますか?」という児童の質問に「ない!」と力強く即答され,川澄選手のサッカーに対する愛情を感じる一幕もありました。
 次に,快晴の秋空の下,中等部生徒たちが川澄選手と一緒にサッカーで汗を流しました。試合形式で進められたサッカー教室では「今のいいパス!」など,一緒にゲームを楽しみながら生徒たちはアドバイスをいただきました。川澄選手の蹴ったコーナーキックから得点を決めた生徒にとっては,最高の思い出になったに違いありません。生徒たちが中心に楽しむ展開の中で,ボールに触れるチャンスはそれほど多くなかったにもかかわらず,川澄選手がゴールネットを揺らす場面が何度かあり,プロのプレーに,見ていた職員からは「さすが」の声が上がっていました。得点が決まった後に生徒たちの中をハイタッチして回り,楽しく運動することの大切さも教えてくださっていました。
 ランチタイムには,サプライズでお弁当を生徒たちと一緒に召し上がり,交流がさらに深まりました。気さくなお人柄で生徒たちに声を掛けてくださり,短時間のご訪問ではありましたが,ファンになった生徒がいたことでしょう。
 川澄選手はSKY BLUE FCに所属されており,今シーズン最終のホームゲームは9月29日(日)11:00からニュージャージーのレッドブル・アリーナで行われるそうです。

※ 在校生向けお便りページでは,川澄選手からのメッセージもご紹介しています。